ミラーディンギについて
The Mirror
このペ−ジの写真はMirror Irelanadより頂きました。
  全長・全幅・深さ   3.3 M   1.4 M   0.59 M
  重 量   45 kg (船体重量)    60 kg (総重量)
  セ−ル   メインセ−ル 5.52 M² ジブセ−ル 1.9M²
  スピンネ−カ−   6.1 M²
  設 計   ジヤツク ホルト、 バリ− バツクネル
  定 員    2名
  材 質   マリン合板 5−6 mm       (FRP完成艇もあります)
 製作方法  Stitch and Glue (ステッチ&グルー)

今から約70年前ヨットは未だ高価な贅沢品と考えられていた頃、イギリスのジャック・ホルトは手頃な価格で誰にでも自作できるディンギの設計を目指していました。そして1948年に最初の組立ヨットを製作したのがカデットという子供用のものでしたが、誰にでも組み立てられる新工法を採用しました。当時のデインギはクリンカ−仕様(板を重ね合わせる)でしたがジヤツクホルトは初めて"カツトマリン合板 & ステッチアンドグル-"という誰にでも自作可能な画期的な製作工法を用いて価格も安くすることができました。いわば現在のミラ−ディンギの原型でした。
ミラーは
1963年、Daily Mirror社協賛のもとロンドンボ−トショ−で始めて紹介されました。高性能かつ安全、しかも自作艇としてクル−ジング用に、またレ−ス用に、このボートショ−を契機としてミラ−セ−リングが世界的なスケ−ルに発展し登録艇数は約70,000隻に達し、日本においては約400隻が販売されています。量産艇ではDaily Mirror社のロゴに合わせてセ−ルの色はバイキングレッドになりました。
Mirror一号艇はデインギを全世界に発展させた艇としてロンドンの英国海事博物館で見ることができます。

カ−トップで何処の海にも運べるミラ−は船乗りの故郷英国生まれ、木製の艇体は前後・左右にエア−
タンクを備え、適度なシヤ−を有し小型艇ながらクル−ザ−の風格を備え強風下でも腰が強く安全にセ−リングが可能です。デッキ上にブルワ−クを備えていますので子供の同乗にも適しています。
ヨット入門者からレ−サ−まで、大人から子供までが楽しめるヨットそれがミラ−の魅力です。